高島市に傾聴ボランティアグループができました!

 
写真:講座でご指導いただいた工藤信男先生と記念撮影 高島市社会福祉協議会が、昨年秋より全7回にわたり開催してきた傾聴ボランティア養成講座の修了生が今年4月、傾聴ボランティアグループを設立しました。この設立会議では、大津市の傾聴ボランティアグループの先進事例についての話を聴いたり、これから活動していくグループの名称を考えたりしました。
 人と人とのつながりが希薄になり、高齢化が進むなか、孤独を抱える高齢者や子育て中のお母さんなど、話し相手のボランティアへのニーズが増えています。傾聴ボランティアはそういった個々のニーズに対応し、一人ひとりの心の声に耳を傾け、気持ちに寄り添う活動をしていきます。
写真:大切なグループの名前 様々な候補が挙げられました 具体的な活動日や活動場所はこれからの話し合いで決めていきますが、メンバーの方々から出された「講座で学んだことを活かして、利用されるかたから『あの人にまた会いたい』と思われるような傾聴ボランティアになりたいです。」という思いや、「孤独を感じている人や、ひとりで悩みを抱えている人たちが少しでも元気になっていただきたいです。」という思いを持って今後、活動されることが期待されます。
 傾聴ボランティアって?
傾聴ボランティアは特別な資格が必要となるものではありません。しかし、ただ単に話を聞いて相槌を打っていればよいというものではありません。
話を聴くというと受け身的なものという感じがしますが、画像:ひまわり英語ではActive Listeningと言うように、心を傾け、相手を理解しようとする積極的で能動的な行動です。その役割は、話を聴くことによって相手の心の負担を少しでも軽くしてあげることです。聴き手側はアドバイスや忠告をするのではなく、話し手がなるべく自分で課題を解決へと向かわせることができるように見守ることも大切です。